昨日と今日で今学期の授業は終了。明日からは試験になります。
昨日はFinance 1とMarketingが終了。両方の授業とも面白かったので、とりあえずケース読まなくていいんだという喜びがありつつも、もう授業がないんだという寂しさを感じました。
FIN1では、1) Financial Forecasting(BS/PL/CFの作り方)、2) Valuing and Selecting Investment Opportunities(Net Present Valueについて)、3) Risk, Return, and Value in Capital Markets(資本市場におけるリスクとリターンについて)、4) Integrated Valuation Analysis(Valuationのやり方)という流れでDCFやMultiplesを使ったValuationのやり方を学びました。最初に財務予測の作り方を学び、その後DiscountRateを使ったNPV(現在価値)について学び、次にそもそもDiscount Rateって何?ということを学び、最後に習ったことを使ってValuationをして投資判断を行うといった流れです。実務で使っていたことがあるとはいえ、ベータやCAPMなど理論を一から学べたのはとてもよかったです。FinanceもすべてCase methodでの授業なので、単純に計算するだけでなく自分がケースの主人公だったら最終的にはいくらで買収価格を提示するべきかといった具体的なシチュエーションを想定して学べたのもよかったです。
Finance 1の教授はVictoria Ivashinaという去年からHBSで教え始めたばかりの若い女性の先生で(たぶん30歳くらい?)、英語がちょっとわかりにくかったり(ウズベキスタン出身で、ペルー政府で働いていたというのが理由?)、最初は緊張していたのか無愛想だったので最初はセクションメイトからブーイングがでていました。自分も序盤は発言しても無視されるなど焼かれましたが、徐々に改善して最後はいい感じの授業になりました。先週結婚したばかりで、自分も冬休みに結婚式を挙げる予定なのでお互いCongratulations!とお祝いしあいました。今にして思えば、教授も人間なので緊張していただけなんだろうなと思います。
FinanceはTerm2のFinance 2に続きます。次の学期はCourse Headの教授(Stuart C. Gilson)でCorporate Restructuringが専門の先生に当たったので楽しみです。
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